審判委員会

2018年度 「重点目標」と「取り組み」


                                                 委員長  吉田 昌樹

◇重点目標

(1)上級審判員(サッカー・フットサル)の育成・強化・輩出

       @ 審判員の底辺拡大。特にユース・女子倍増

       A 審判インストラクターの倍増

       B 実働2級・3級(アクティブ)審判員の倍増

       C 1級審判員の倍増

(2)研修会の充実・定例化と、他委員会・種別との連携強化による資質向上

(3)審判割当の円滑な推進  ※試合数と審判員数の非均衡地区への派遣援助

 

◇取り組み

(1)4級認定講習会、3級・2級昇級受験者研修会、体力測定の開催を増やす

(2)実技のビデオ分析機会を増やし、審判員、インストラクター、技術、各種別との共通
      理解を深める

(3)各種別リーグ戦における帯同審判員化の来年度完全実施に向け、確固たる道筋を作る

 

審判員は、サッカーの魅力を最大限に引き出すよう、試合環境を整備し、円滑な運営を図ることが求められています。そのためには、競技規則の精神を理解し、競技規則や審判法を知識として身に付けるだけではなく、正しい解釈のもと「行なうべきこと、監視すべきこと」を的確に実践しなければなりません。そこで重要となるのは、様々な知識や経験、フィジカル、技術、心理、パーソナリティーなどの資質向上、そして、サッカーの方向性の理解などがあげられます。これらについてはあらゆる審判研修会を通じ、実技や判定基準の映像、トレーニング方法、その他の各種ツールを何度も何度も繰り返し活用していくことで実現したいと思います。

一方、福島県における審判員数の実績から見ると、4級の底辺拡大はユースを中心に結果が出ていますが、4級認定後の3級への昇級者が少なく減少している現状にあり、政策的にも3級審判員への昇級者を大幅に増やすことが喫緊の課題と言えます。来年度からリーグ戦における帯同審判員化の完全実施へ向け、確固たる道筋を作らなければなりません。それには、これと並行して3級インストラクターも各種別に万遍なく増やし、審判指導で活躍できる仕組みを創出して参ります。そして、その中から有望な2級・1級をコンスタントに誕生させられる審判王国県をめざしますので、各種別のご理解とご協力をよろしくお願い致します。